bsd-usb MLで流れていたあきやまさんのI-O DATA USB-RSAQ2のドライバはFreeBSD-5-currentに2002年3月18日ごろマージされ、FreeBSD-4-stableには2002年8月8日ころMFCされました。
5-current、4-stableともにこれらのドライバ(uplcomとucomの組み合わせ)を使用することをお薦めします。
なお、FreeBSD-4.7-RELEASEにもこれらのドライバ(uplcomとucomの組み合わせ)は含まれています。
http://www.jp.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/src/sys/dev/usb/uplcom.cを参照してください。
以下は参考として置いておきます。
ふくはら いちろうさんが作成されたNetBSDのsys/dev/usb/uplcom.cと
sys/dev/usb/ucom.cを切り貼りしてFreeBSDのI-O DATA USB-RSAQ2の
ドライバ(uplcomf)を作成してみました.
なお,デバイスのメジャー番号は125番をとりあえず割り当ててみました.
bsd-usb MLにメールしたところわたなべさんやあきやまさんもドライバを作成されているようです。http://www.clave.gr.jp/ml/bsd-usb/200111/msg00000.html以下のスレッドを参照してください。
なお、あきやまさんのuplcom等のドライバはhttp://www.clave.gr.jp/ml/bsd-usb/200111/msg00003.htmlを参照してください。あきやまさんのドライバはhttp://home.jp.freebsd.org/~akiyama/distfiles/ucom-20011118.tar.gzにあるようです。
FreeBSD-4.4-RELEASEでuplcomf.koをkldloadして手元のルータに接続したところ、tipで文字をルータに入力できなかったので、何かおかしなところがあるようです。これですが、クロスケーブルを用いて接続すべきルータでジェンダーチェンジャ(ストレートケーブル相当)で接続しているためであることがわかりました。(クロスケーブルで接続すると通信できました。)ただ、dmesgでみると、以下のような出力が出ています。
Warning:uplcomf0: no t_stop, using nottystop
putc to a clist with no reserved cblocks
putc to a clist with no reserved cblocks
putc to a clist with no reserved cblocks
後ろのputc以下のメッセージはtip終了時に出力されています。いずれにしろまだ何らかの問題が有るようです。
- tipで9600bpsと57600bpsで動作する程度には確認しましたが,それ以上はまだ確認していません.
- FreeBSD-4.4-stable(2001/11/15 23:53:00にcvsupしたもの)へのpatchです.uplcomf-20011116.diff.gz
- kernel moduleは /modules/uplcomf.koになります.上のパッチでコンパイルして作成しました.uplcomf.ko
- configファイルに
device uplcomf
を付け加えればこのドライバが組み込まれたkernelができます.
- rootになって
# cd /dev
# mknod uplcomf0 c 125 0 uucp:dialer
としてdeviceファイルを作成してください.
- major device numberに 125を使用しています.
$Id: uplcomf.html,v 1.7 2002/10/18 16:22:48 umeno Exp $
梅野 崇 (umeno@rr.iij4u.or.jp)